2010年 2月 24日 (水)

       

■ 盛岡市の池田副市長が辞職へ 任期1年半残し決断

 盛岡市副市長の池田克典氏(60)は23日までに、今年度いっぱいで辞職する意向を固めた。24日開幕する市議会3月定例会の本会議後にも、谷藤裕明市長へ辞表を提出する見込み。任期をまだ1年半余り残しているが、区切りの年齢に達したこと、行政課題の取り組みが一段落したことなどを考慮した模様だ。

  池田氏は谷藤市長が初当選した03年の9月、県職員から市助役(当時)に抜てきされ、市の財政再建はじめ行革に努めた。市が取り組んできた行財政構造改革の第2次が今年度で終わり、新年度からは自治体経営の指針及び実施計画の新たな手法で市政が推進される。

  このため行革が一定程度「成し遂げられた」と判断。2011年9月15日まで任期を1年半以上残し、副市長職を退く意思を固めた模様だ。

  池田氏は盛岡タイムスの取材に対して、市長が24日の市議会の施政方針演説で行革の成果について述べるのを受け、本会議後、市長へ辞表を提出する意向。地方自治法上、辞職する場合の態度表明は原則20日前となっており、3月いっぱいで身を引くためのタイミングと考えたようだ。

  辞職については既に市議会の一部にも話が伝わっていた。理由は「けじめ」などとされていた。谷藤市長は池田氏から辞表が出れば、慰留せず受理するとみられる。ただし後任人事は不透明だ。

  池田氏は退任後の身の処し方について「未定」と説明している。古巣である県庁の退職者と同様に、関連機関への転身も想定される。

  【略歴】池田克典(いけだ・かつのり)72年慶応大卒業後、県入庁。総務部財政課長、環境生活部次長、地域振興部次長などを経て03年9月に退職。盛岡市助役に選任された。07年7月から地方自治法改正に伴い副市長に就任した。同年9月に再任。住所は盛岡市本町通


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