2010年 2月 25日 (木)

       

■ 〈風まかせ〜鉄道さんぽ〉358 佐々木康宏 急行能登

     
   
     
  急行「能登」は上野〜金沢を特急型電車489系を使用する座席車による夜行急行だ。同じ区間を同じ時間帯に寝台特急「北陸」も走る現在では珍しい運行形態であったが、3月ダイヤ改正で臨時列車に格下げとなる。

  489系は信越本線横川〜軽井沢(現在廃止)の急こう配区間でEF63型電気機関車と協調運転できた形式で、標準型の485系に協調運転用の回路を追加した形だ。

  「能登」にはボンネットタイプの先頭車が使用されているのが特徴だ。このスタイルは1958年登場の国鉄初の電車特急「こだま」(151系のちに181系)以来で、後に登場した交直両用の481系・483系・485系も当初はこのスタイルで登場。厳密には485系の方が車高が高いので寸法が異なるが。

  485系を母体とした489系もボンネット型の先頭車が製造された。3月ダイヤ改正でついに定期運用を離れる。写真は鶯谷にて、上野から車両基地に回送される「能登」の編成。
(佐々木康宏) 

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