2010年 3月 6日 (土)

       

■ 谷藤盛岡市長「一層の一体感醸成へ」 滝沢村の合併意識調査に

 盛岡市の谷藤裕明市長は5日の市議会で、滝沢村が公表した合併に関する村民アンケート結果について「想定される合併の相手先は盛岡が第一候補。住民の日常の交流などから考えれば、むしろ当然」などと所見を述べた。広域連携が将来的な合併に帰結するとの考え方から「地域全体の発展を追求することで住民のより一層の一体感を醸成したい」と引き続き取り組む意欲を示した。

 嶋貫尚氏(公明)が一般質問でただした。村のアンケートでは合併の必要がないとの回答が63%あった。一方、想定する合併の相手先は盛岡が51%と半数以上を占めた。

  谷藤市長は「(柳村典秀)村長は合併は住民が決めることだと述べられ、その点は私も同じ考え。村は今回と前回を比較し、より鮮明に合併しない方向へ住民意見が向かっていると集約している。そのことから村は当面自立の道を歩むと思う。両市村の地域資源を生かしながら地域全体の発展を追求することにより、住民のより一層の一体感を醸成したい」と述べた。

  03年の就任以降、都市間競争に勝ち、求心力を高めるため合併を推進。06年に旧玉山村と合併して中核市へ移行後も、岩手、葛巻両町を含む8市町村で盛岡広域市町村長懇談会を08年度に立ち上げた。

  その根底には広域連携を通じた一体感醸成によって機運が盛り上がったとき、合併に至るとの考えがある。

  嶋貫氏はこうしたことと2年前の村アンケートより合併否定派が増えたことから「広域連携の発展段階は合併になるべきだと考える。しかし隣接町村とも、その意向までいかないなら広域圏として一つずつ再構築する必要がある」と指摘。合併に発展しない現状へ業を煮やした。

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