2010年 3月 11日 (木)

       

■ 〈北Gのライブトーク〉130 北島貞紀 モントリ3段活用(下)

 スイスのモントルー、サンフランシスコ近郊のモンタレーときて、最後のモントルリオールへ行く前に、ちょっと寄り道をする。北米、東部のリゾート地、ニューポートである。

  ニューヨークからボストンに向かって、海岸線を北上する途中あるといえば、大ざっぱな把握ができるだろうか。ロードアイランド州にあるニューポートは合衆国で最初のリゾート地である。そのリゾート地で、ジャズフェスティバルが開催されたのは、なんと1954年である。

  モントルーおよびモンタレーが、ともに1967年のスタートなので、それに12年も先がけて開催された「ニューポート・ジャズフェスティバル」こそ、野外ジャズ・フェスの草分け、生みの親とも言える存在である。映画「真夏の夜のジャズ」や、マイルスをはじめとするトップアーティストによるたくさんの名盤が残されている。

  そして、最後の目的地、カナダのモントリオール。カナダの地図を眺めると、合衆国との国境近くに、バンクーバーは左端(太平洋側)でモントリオールは右端に、ほぼ一直線上に並ぶ。カナダで2番目に大きな都市であり、万国博と夏季オリンピックが開催された。

  カナダの公用語は、フランス語である。名前の似た3都市めぐりの旅、Montreal(モントリオール)とMontreux(モントルー)のMont-は「山」を表すフランス語だろうが、Monterey (モンタレー)のMont-も同じ語源とする根拠はない。

  ただ、ひとつ共通するものが発見できた。モントリオールも、1980年より国際ジャズフェスティバルを開催、30年を経て、今では世界最大級のジャズ・フェスとなっているのである。


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