2010年 3月 12日 (金)

       

■ 盛岡市が温暖化対策基金造成へ 街灯省エネ化など推進

 盛岡市は、国が今年度の2次補正で創設した「中核市・特例市グリーンニューディール基金」の地球環境保全対策費補助金を活用し、地球温暖化対策推進基金を造成する。基金活用事業は11年度まで。開会中の市議会3月定例会で09年度一般会計予算に造成基金8780万円を補正計上。造成のための基金条例案が12日の産業環境常任委員会で審査後、15日の本会議で採決される。

  基金は温室効果ガスの排出量を削減するための温暖化対策実行計画を各自治体が策定し、そこに盛り込んだ事業の費用に充てる。

  市では策定のために有識者や事業者ら24人で構成する協議会を設立し、2月23日に初会合を開いた。現在市の二酸化炭素排出量を委託したコンサルが積み上げており、これを基に5月以降、市の削減目標を設定する考え。

  市環境部によると、基金活用事業として▽公共施設や民間事業者などの施設設備について、複数の省エネ技術を組み合わせて効果的に実施する省エネ改修▽地域の公共交通機関利用者の利便性向上に資するガソリン車からの代替促進▽間伐材など地域資源を有効活用する設備の整備|などが例示されている。

  省エネ改修では太陽光発電パネルと二重サッシなどの断熱設備の整備、ガソリン車代替促進ではコミュニティーサイクルの導入やパークアンドライド施設の整備など、間伐材の有効活用は木質バイオマスを利用したペレットストーブ・ペレットボイラーの整備など。

  具体的に市では基金を活用して、太陽光発電パネルのほかLED照明の設置や盛岡城跡公園内の街灯省エネ化などを実施する。

  工藤雄司環境部長は10日の市議会議案質疑で「今年度内に基金を造成し、10、11年度に取り崩して実施する。環境省と協議して事業変更もありうる。事業実施の際は補正予算に計上する」と説明した。

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