2010年 3月 28日 (日)

       

■ 社民、背水の戦い模索 今夏の参院選、政権離脱も視野に

 社民党県連合(小原宣良代表)は27日、今夏の参院選岩手選挙区について、政局の動向を注視しつつ対応を協議することを決めた。3党連立が維持されれば候補を擁立せず、仮に党が連立政権から離脱する事態となれば候補擁立に動く。米軍の普天間基地移設問題で鳩山政権は政府案をまとめる重要な局面を迎えており、基地問題も大きな判断材料となってくる。

  県連合は同日、第18回定期大会を盛岡市の岩手労働福祉会館で開き、常任委員、代議員ら60人が出席。10年度活動方針、選挙闘争方針などを決めた。

  参院選は全国連合として「わが党の存亡にかかわる重要な戦い」と位置づけられている。党として改選議席(3人)の倍増(比例3人以上、選挙区3人以上)を目指して、比例区重視で戦う。このため、県連合は比例区において吉田忠智氏を重点候補として戦うこととした。

  岩手選挙区に関しては県連合選挙対策委員会(小原委員長)において、政局の動向を注視しつつ対応を協議していく方針を提案し了承された。

  小原代表は「3党政策合意の実現を第一とする立場から、全国のいくつかの社民、民主間の選挙協力促進に配慮し、本県選挙区には候補者を擁立せず、比例区重点に取り組もうとする考え」と「鳩山内閣において3党政策合意に違背する重大な政策決定がなされるなど、社民党が鳩山連立政権から離脱せざるを得ない状況となった場合には、本県選挙区に候補者を擁立して戦おうとする考え」との2つの選択肢を提示した。

  小原代表は「県連合選対でも協議し、協力関係にある県労組センターとの協議を踏まえ対応方針を決めていきたい。極めて重大な政治的課題、同時に国民、県民の生活にとっても大事な参議院選挙であり、全力を挙げて取り組んでいきたい」と述べ、理解を求めた。

  そして「普天間問題への対応は今後の日本の政治の方向を決める最も重要な政治課題となっている」と、普天間基地問題の重要性をにじませた。

  来年の統一地方選の方針の中では県議選について、現有3人の議席拡大を目指し、現有議席に加え、盛岡選挙区での2人擁立をはじめ数選挙区での候補擁立を目指すこととした。


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