2010年 8月 4日 (水)

       

■ 盛岡一、盛岡三で学級減 2011年度県立高校募集

 県教委は3日、2011年度の県立高校の学級削減案を発表した。少子化に対応し盛岡一、盛岡三、盛岡南、花巻北、黒沢尻北、水沢、宮古北のそれぞれ普通科1学級(定員40人)、合わせて7学級を削減する。来年度の第2次県立高校整備計画の策定に向け、地域で検討作業が進められている最中のため、学科改編は見送り、議論への影響が少ない大規模校を中心に学級減を図る。

  県教委によると、県内の来年3月の中学校卒業生は1万2881人で、前年度を886人下回る。生徒の減少数は過去最大で、今後10年、年度によってばらつきはあるものの、毎年200〜300人程度、落ち込む見通しという。

  09年度に策定した「今後の高等学校教育の基本的な方向」では、望ましい学校規模を1学年4〜6学級としたこともあり、7学級以上の大規模校で近年、学級を削減していない学校を中心に定員を見直した。

  盛岡一は普通・理数科8学級が、盛岡三は普通科8学級が7学級に減る。盛岡南、花巻北、黒沢尻北は普通科7学級が、水沢は普通・理数科7学級がそれぞれ6学級になる。

  盛岡ブロックも生徒減は顕著で、来年3月に中学校を卒業する生徒は、前年度を337人下回り、8クラス相当の減少となる見通し。

  県教委学校教育室の上田幹也高校改革課長は「第1次県立高校整備計画が09年度で終了し、計画の空白期ではあるが、急激な生徒減への対応を持ち越すわけにはいかない。できるだけ地域の議論に影響を与えない高校の学級を減らす方向で検討した」と説明した。

  一方、宮古北は今年度の入学者が一般入試、再募集合わせて37人で、1学級定員40人を初めて割り込んだ。このため、教育委員会規則に照らし普通科2学級を1学級に削減することとした。

  このほか、学科改編で09年度から生徒募集を停止し、今年度いっぱいで3年生が卒業する岩谷堂の生産技術科と産業工業科、釜石商工の機械システム科、盛岡峰南高等支援学校の普通科、家政科、農芸科、工芸科は廃止する。

  学級減は10月の教育委員会議、学科廃止は県議会9月定例会本会議での議決を経て正式決定する。

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