2010年 8月 26日 (木)

       

■ 〈お父さん絵本です〉322 岩橋淳 図書館のヒミツ

     
   
     
  岩手の小学生にはお気の毒ですが、夏休みも終わり。さて、宿題、はかどりましたか?

  課題図書を読むにしても、自由研究をするにしても、…、もちろん書店でお買い上げいただくのも大歓迎なのですが、忘れてはならないのが、図書館。街の公営図書館を筆頭に、公立・私立の大学図書館、まれに個人や企業で運営する私設図書館などもあり、よく整備されたものはテーマパークさながら、お弁当持って(館内での飲食は御法度ですが)一日居たくなる、なんていう気持ちにさせてくれるものです。上手に、しかも楽しく利用することができれば、調べ物や学習・研究の幅も拡がり、気分も豊かになろうというもの。

  さて、ご紹介の一冊は、小学生を対象に、主に小学校の図書室の仕組み、利用のコツを伝授しようという試みのシリーズ。図書室ビギナーの小学生が、本の精や先輩、時には街の図書館やヨソの学校に取材して、見聞を広めてゆきます。…図書館とは、あらゆる知識や情報が詰まった「宝箱」であること。それを上手に活用するため、目当ての本や資料を捜し当てるテクニック。そして、小学校の図書委員の仕事について。

  3冊で構成されたシリーズは、本の楽しさ、面白さを知り、やがて図書室運営のエキスパートの入り口に立つまでを、丁寧にナビゲート。図書室から図書館へ、地域文化の一端を担う人材を、地道に、根気よく育成しようという、壮大な試みの入門編なのです。

  【今週の絵本】『図書館が大好きになる めざせ! キッズライブラリアン1 図書館のヒミツ』二村健/監修、すずき出版/刊、2940円(2010年)。


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