2010年 8月 30日 (月)

       

■ 〈トシコズ・ドリーム〉85 照井顕 ルー・タバキン国際トリオ来演

 「敏子は、並ぶもののない独創的な能力と視点を持ったミュージシャンであり、JAZZの世界の作曲と演奏に関して、多くの革新的アイデアを取り入れました。最高の開拓者として存在するための、彼女の道は険しく、人種・性別・固定観念と、差別の壁を越えなくてはなりませんでした。今日に到るまで、彼女は強固な信念とともに、自らのあるべき姿を追求し続けています。」

  「敏子は、芸術的表現を完璧に、そして豊かにしようとするために生きる我々へのインスピレーションです。」

  これは「穐吉敏子ジャズオーケストラ」のプリンス・ソリストとして活躍してきた、穐吉さんの夫君・ルー・タバキン氏が穐吉さんのファンに向けて書いたメッセージ。

  その彼が「国際トリオ」と称する、自己のグループで、来たる9月の14・15日と2日間、僕の店・開運橋のジョニーでライブを行ってくれることになった。メンバーは、ルー・タバキン(テナーサックスとフルート)、ボリス・コズロフ(ベース)、マーク・テイラー(ドラムス)で、アメリカ・ロシア・イギリス出身の3人。

  このトリオによる、パリでのライブ盤CDが発売になっている。ライブという小スペースで聴くビックネームな彼らの演奏が、手にとるように伝わって来る作品ということで、行く先々の会場では飛ぶように売れる。

  「ジョニー」というジャズ喫茶が、日本のジャズ専門としてから34年、外人のみの演奏会を主催したことは、このルー・タバキン氏のグループ以外には一つもない。彼は特別!。

  というのは、ご存知のように、穐吉敏子さんのご主人であるから「一心二体」穐吉さんの分身として、僕が受け止めているからに他ならない。99年11月、01年11月、09年9月に続く4度目のルー・タバキン・国際トリオの演奏会。

  「僕は幼稚園の時も年寄りだった」と言って11歳年上の穐吉さんを口説いて41年が過ぎ、彼は今70歳である。
(開運橋のジョニー店主)

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