2010年 9月 3日 (金)

       

■ 〈よしこさんのおいしい岩手〉51 レンジカボチャ2種(ココナッツミルク煮&肉そぼろ煮)丸山淑子

     
   
     
  時代の移り変わりと共に、評価がアップダウンしてきたカボチャ。太平洋戦争時の苦しい食生活の象徴から、1990年代に健康野菜として需要のピークを迎え、その後、エネルギーが高い・大きい・皮が固くて切るのが怖い等の理由から需要が下がり気味です。

  カボチャの種類は、日本・西洋・ペポ(ズッキーニ等)・その他(ハロウィーン用など)の4種類。最近は小型化し、皮も柔らかく改良されています。1カ月ほど追熟した西洋種が流通の9割を占め、よく熟したカボチャは、追熟でデンプンが糖化して煮くずれません。

  レンジカボチャは早くて簡単、美味。ほんのり甘いココナッツミルク煮と、しっかり味でお弁当のおかずにもぴったりの肉そぼろ煮です。カレー粉・マヨネーズ・生クリーム等お好みのものでアレンジして下さいませ。

  【材料 4人分】1人分ココナッツミルク煮123`i、肉そぼろ煮228`i

  ココナッツミルク煮[カボチャ1/3個(500c)、ココナッツミルクカップ1/2]、肉そぼろ煮[カボチャ500c、合いびき肉200c、砂糖大さじ1、酒大さじ3、しょうゆ大さじ2]

  【作り方】

  @カボチャはスプーンで種を取り、2×4a位に切る(12切れ)。皮を下にして耐熱皿に並べ、レンジ(500h・ラップ有り)に8分位かける。粗熱が取れるまで、そのまま置く。

  A[ココナッツミルク煮]なべにココナッツミルク・@を入れ(皿に残った水は入れない)、なべを揺すり、カボチャにココナッツミルクをからめながら、強火で1分位煮る。

  B[ひき肉煮]カボチャは@と同様に切り、レンジにかける。なべに酒・砂糖・しょうゆ・ひき肉を入れ、弱火で混ぜながら煮る。汁気が少し残っている状態でカボチャを加え、軽く混ぜながら中火で1分位煮る。

  【ポイント】

  @粗熱が取れるまでラップをしておく!カボチャの水分が必要以上に飛びます。

  A仕上げはなべで!カボチャに味が浸みこみます。

  【栄養ひと口メモ】

  カボチャは、β-カロテンが豊富な野菜としてお馴染みですが、ビタミン・ミネラル・食物繊維も豊富です。抗酸化ビタミンを含むので、老化・動脈硬化の予防に役立ちます。厚い皮に覆われているため、保存しておいてもビタミンCは、ほとんど減りません。高エネルギーなので病人食や食欲のない時に、ぜひ活用したい野菜です。
(料理研究家、大迫町在住)

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