2010年 9月 10日 (金)

       

■ 〈よしこさんのおいしい岩手〉52 イワシの照り焼き 丸山淑子

     
   
     
  体の側面に七つ前後の黒い斑点があることから、通称「7つ星」と呼ばれるマイワシ。古くから食べられてきた大衆魚ですが、漁獲量が減り続け、大衆魚とも言えなくなってきました。でも、今年は大豊漁で安値。岩手県では9月が漁の最盛期です。

  サンショ風味の照り焼き味です。実サンショの代わりに穂シソやミョウガでもOKです。付け合せはミニトマト。9月は朝夜と日中の寒暖の差があり、甘みが増します。塩少々で、より甘くなり水分の出たミニトマトが、お口の中でイワシと一体となり美味です。

 【材料 2人分】1人分268`i

  マイワシ4〜5匹、ミニトマト12個、薄力粉大さじ1/2、サラダ油大さじ1/2、A(砂糖・みりん・酒・酢各大さじ1、しょうゆ大さじ2、ゆでたサンショの実小さじ1)、塩少量

  【作り方】

  @イワシは手開きにし、骨を取り、腹骨を薄く切り取る。塩少々をしてペーパータオルの上に皮を下にして並べ、15分おく。

  Aミニトマトは、縦半分に切り、塩少々をして混ぜる。Aの調味料を混ぜる。

  B@の水分を軽く押さえ、茶こしを通して薄力粉を両面降る。フライパンを温め、サラダ油を入れ、イワシの皮側から中火で焼き、ふたをする(2分位)。身の回りが白くなったら返して、ふたを取って1分位焼く(出た脂はふき取る)。Aの調味料を加え、強火で煮立たせて火を止める。

  C器にミニトマト・イワシを盛り付け、残ったたれを少し煮詰め、上からかける。

  【ポイント】

  @脂をふく!→たくさん脂が出た場合は、少しだけふき取るとさっぱりと仕上がります。サラダ油を使うのは、イワシが焦げないため&油で脂を出すためです。

  【栄養ひと口メモ】

  イワシは、記憶力低下に役立つDHAと、生活習慣病予防に効果的なIPAが豊富なことでおなじみです。その他にも、代謝を助け、細胞を作る時に必要なビタミンB2も豊富。抗酸化ビタミンのビタミンA・C・Eと一緒に摂ると効果が高まります。ミニトマトは、A・C・Eを豊富に含むのでピッタリです。

  味覚的に相性が良いものは、栄養的にも補足し合っているということでしょう。「あらっ。何を取りにきたんだっけ」ということが増えてきた昨今。せっせとイワシをいただくことにします。私と同じ言葉をつぶやく方は、ぜひ、イワシをどうぞ。
  (料理研究家、大迫町在住)


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