2010年 9月 12日 (日)

       

■ クラシック車57台が全国から集結 ツール・ド・みちのく

     
  盛岡手づくり村をスタートするクラシックカー  
 
盛岡手づくり村をスタートするクラシックカー
 
  第4回ヒストリックカーランフェスタin岩手&秋田ツール・ド・みちのく2010(同実行委員会主催)が11、12日、本県と秋田県を会場に行われている。2日間で420`を走行する東北で唯一の宿泊型ヒストリックカーラリーイベント。参加者は自慢の愛車のエンジン音を響かせ、秋のみちのく路を走った。

  スタート地点となった盛岡市繋の盛岡手づくり村には全国から1985年までに生産された国内外のクラシックカー57台が集結。あいにくの雨模様となったが、参加者はスタートまでの合間に車談議に花を咲かせていた。

  千葉県館山市から参加した鈴木直幸さん(61)、レイ子さん(55)夫妻の愛車はブガッティのブレシア(1923年式)。以前のオーナーは両足が義足のレーサーで、イギリスのサーキットで1923年から24年にかけて行われたスピードレースでこの車に乗り16戦11勝を収めたという。

  排気量1496tのこの車は、エンジンをかけるまでに6つの工程が必要で、一つでも工程を間違えるとエンジンがかからない。直幸さんは「日常生活は非常にハイテクに恵まれている。この車はすべて手作業で不便だが、その不便さが魅力でもある。現代社会のありがたみも同時に実感できる」と話す。

  アストンマーティンのDB5(1965年式)に乗るのは地元盛岡市から参加の泉山信兒さん(51)、美由樹さん(45)夫妻。初代のボンドカーにも使われている同車は、昨年購入。信兒さんは「幼稚園のころからのあこがれで50歳になってやっと買った。人生のご褒美をいただいたような感じがした」と購入したときのことを振り返っていた。

  宮野利行実行委員長は「今回は初めての秋田なので、古い車が自分の家の前を通る感動を秋田の人にも味わってほしい。参加者には関東から来た人も多い。天気は悪いが、東北の素朴な道路と日本海の風景を楽しみながら走ってほしい」と話す。


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