2010年 9月 29日 (水)

       

■ 〈過ぎ去りし日〜北上山地の写真集〉22 おばあちゃん 横澤隆雄

     
   
     
  私が子どものころ、家の中にはいつも年寄りの姿がありました。農作業や手間取りで忙しい親達に代わって子供の世話をしてくれるのはいつもおじいちゃんやおばあちゃんたちでした。

  3世代、4世代同居が普通の時代で、子どもたちは一緒に遊んでもらったりお昼寝をしたりしながらいろいろなことを教えてもらいました。

  私の家にはおばあちゃんがいませんでしたので、近くにある母親の実家で幼少時代の多くの時間を過ごしました。いつも世話をしてくれたのは母の祖母、私にとっては曾祖母でした。

  私と私の従妹たち、それに近所の子どもたちも加わり、今で言う学童保育所のくらいたくさんの子どもたちが集まって遊んでいました。おばあちゃんの作ってくれるおやつはいつもこんがりと焼けたみそにぎりでした。

  香ばしい焼きおにぎりは食の細い子どもでも喜んで食べ、みんなの笑い声が家の中に響いていました。そんな曾祖母を思い出させてくれるおばあちゃんの写真です。


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