盛岡タイムス Web News 2010年 10月 28日 (木)

       

■ 〈桜山参道構想〉白紙撤回求め署名活動 町内会総会で確認

     
  約60人が出席し、今後の展開について意見が交わされた臨時総会  
 
約60人が出席し、今後の展開について意見が交わされた
臨時総会
 

 内丸第2町内会(川村雄将会長)と東大通商業振興会(颯田淳会長)の臨時総会は27日、盛岡市内丸の櫻山神社で行われた。約60人が出席し、市が公表した勘定所風建物の復元などが盛り込まれた将来像の白紙撤回、商店街を商業地域に指定変更するよう求める署名回収に全力を挙げることを改めて確認した。署名簿は6万2500人分が印刷され、既に4万5千人分が配布されているという。

  会員からは「まだまだ知らない人がいるので、街頭署名をやってはどうか」との呼びかけがあった。将来像の白紙撤回などと同様に、桜山参道地区の将来に関する考え方をまとめていこうとする提案もあった。

  一方、女性商業者からは「役所とは(客として)持ちつ持たれつの関係。市役所職員は署名を求められるから行くなとの声もあるようだ。実際に署名を始めてから来なくなった店もあるのではないか」と不安の声も。

  颯田会長は「個々の職員は敵ではない。これまでのように同じ仲間としてまちづくりを一緒にしたい。そのためにも署名は必要だ。自治体関係の組合にはちゅうちょせずに店を利用してほしいと申し入れる」と説いた。

  また、24日開かれた市内の結婚式に同席した谷藤裕明市長から「ボタンの掛け違いだった。勘定所風建物によって大勢を引き入れられる方が、あなたたち商店街も発展するんじゃないか」と話されたことを明かした。

  櫻山神社の将来像に対する態度に対して疑問を呈する声も出た。桜山参道地区内の半分を占める市有地の貸借が単年度更新に対し、4分の1ある櫻山神社の土地は14年が貸借期限。「市は櫻山の期限切れを待っていたのか」との指摘もあり、神社の奉賛会長が谷藤市長という微妙な問題も浮き彫りになった。

  同日は振興会員でもある高橋司氏(改革・みらい)ら市議7人、現・前県議各1人も同席。白紙撤回を支持する意見に次いで、まちづくりのビジョンを地元から示す必要性も多く提起された。

  村田芳三氏(盛友会)は「反対する前に、このまちがどうあるべきか考えるべき。聞いたところでは櫻山神社は土地の賃借更新をしないそうだ。市も同様ではないか」と説明。

  高橋氏は「盛岡市のための桜山として、われわれが何をすべきか問われている」と運動の推進を呼びかけた。


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