盛岡タイムス Web News 2010年 12月 3日 (金)

       

■ 〈潮風宅配便〉5 草野悟 三鉄26駅に「駅長舎」

     
   
     
  三陸鉄道の宮古駅の隣に、山口団地駅という新駅が26年ぶりに開業しました。山口団地の人たちは、3分くらいで宮古の市街に行けることになりました。この駅は無人駅です。そこで三陸鉄道を勝手に応援する会が「駅長舎」をプレゼントしようと募金を始めました。

  建設資金の募集など大それた計画ですが、県庁の有志や会員などから150名を超える募金がありました。駅長舎は「巣箱」です。

  立派な巣箱、大豪邸を考えていましたが、駅長になる鳥たちの生態、習性が一番大事だと分かってきました。小鳥たちが身の危険を守るため、できる限り質素で丈夫で、習性にあった巣箱にしなくてはなりません。

  「目立つようにしたいな」とはわれわれの勝手な言い分でした。しっかりと子育てできるような環境が大事なんですね。そんなことで専門家の方々のご意見を聞きながら、「狭いながらも楽しいわが家」となる駅長室にいたしました。

  そんなことで駅長さんも同時に募集です。シジュウカラ、スズメ、キビタキ、どんな駅長さんが着任するか、春が楽しみです。

  この企画に喜んで賛同してくれた方が、盛岡に住む木彫りの彫刻家、植野先生です。どうせなら「駅員さんも」となり、現在かわいらしい駅員の動物を彫って頂いています。

  12月4日に有志が集まり設置します。ぜひ皆さん、三陸鉄道に乗る機会がありましたら、山口団地駅の駅長舎と駅員さんたちを励ましてください。何年かかるか分かりませんが、三陸鉄道の全26駅にすべて「駅員さん」を配置したいと計画しています。
(岩手県中核観光コーディネーター)


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