盛岡タイムス Web News 2010年 12月 4日 (土)

       

■ 市制移行へ強い意欲 滝沢村の柳村村長が会見で

 滝沢村の柳村典秀村長は3日の村長記者会見で、改めて市制施行の考えについて話した。柳村村長は「いろいろな場所で意見交換、話を聞く中で、今のままではなかなか実現は難しいが、市になることでそれらがクリアできる一つの大きな転換を迎えるのではないかという期待感が今後出てくる」と住民の議論の深まりに期待。来年1月18日には市制施行を検討するために設置した村行政体制調査研究会の第1回会合も開催される。

 村がこれまでに実施してきた合併アンケートでは合併ではなく自立の方向性を望む住民が多数を占めた。一方、自立イコール市制施行はなく、お気軽トークなどでは「日本一の村に誇りを持っている」「このままの村でいてほしい」との意見もあった。

  柳村村長は「確かに日本一の村ということに誇りを感じているという声は多くある。一方では、住民の要望、期待も大きいものがあり、それらを実現するためには今の村のままよりも市になった方が実現しやすいという課題が多くある。そういったことを住民に問い掛けながら進めていけば市制に対する理解も自ずと出てくるのではないか」と話した。

  住民の意見を聞く場や説明の機会については、村政懇談会やお気軽トークを挙げ「これまで以上に話題提供として市制について話ができれば、より議論が高まるのではないか」とした。まずは機運、市制についての理解を深めることが先決で、住民にある程度、市制施行のメリット、デメリットが浸透した段階でアンケート実施なども考えるという。

  市制施行のデメリットについては「これまで120年以上、滝沢村として存続してきた。これに対する愛着、誇りがあると思う。それらが失われるのではないかということからの恐れや日本一の村というイメージがなくなることが挙げられるのではないか」と話す。一方で「それ以上に市になったことによるメリットはいろいろ出てくる」と市制施行へ向けて改めて強い考えを示した。


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