盛岡タイムス Web News 2010年 12月 12日 (日)

       

■ シモバシラに氷の結晶 岩手大学植物園

     
  岩大構内のシモバシラに氷の結晶が付着  
 
岩大構内のシモバシラに氷の結晶が付着
 
  岩手大学農学部付属植物園内にあるシモバシラに11日朝、氷の結晶が付着。学生の往来も少ない静かな土曜日の朝、初冬の使者がひっそりと構内を訪れていた。

  シモバシラはシソ科の多年草で、9月から10月にかけて白い花を咲かせる。気温が氷点下5度ぐらいになると、茎の周りを薄い膜状の氷の結晶が包んで氷柱状になる。茎が地中から吸い上げた水分を放出する際に周囲に氷の結晶を作るとみられており、真冬は地面も凍り付くためこの現象は発生せず、初冬と春先だけの風物詩。

  元農学部部長の吉田稔氏が東京の友人から譲り受けて移植したもの。岩手大学ミュージアムの岡田幸助館長は「シモバシラが氷をまとうと、この冬もがんばろうと思う」と話していた。


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