盛岡タイムス Web News 2010年 12月 14日 (火)

       

■ 〈トシコズ・ドリーム〉98 照井顕 100年インタビュー

 10年12月2日。この日は茨城に住む僕の姉を含め、10人近い人たちから、ケイタイに電話が入った。「今夜穐吉さんがNHKBSハイビジョンに出るそうですよ。その予告編で映ってますよ。見てますか?今出てますよ。放送してますよ。見ましたか?。見ましたよ。録画してほしい。録画してたら見せてほしい。」等々。

  僕にとっては、どれもうれしい電話であった。ところがその日は仕事で上京中。たとえ盛岡に居たとしても見れない。見られない(受信できない)が正直なところなのだが、録画して届けてくれた人が3人も居た。録画したDVDをほしいという人も同人数いた。

  穐吉さんのことならと僕を頼りにしてくれる人。その僕を支え助けてくれる人。いろんな穐吉ファンが居て、僕は生かされていると実感する。

  番組は「プレミアム8・100年インタビュー・ジャズピアニスト・穐吉敏子」というもの。

  内容はこれまで、繰り返し繰り返し何度も聞かれては答えてきたことが大半ではあったが、穐吉さんは、いつでも、ちゃんと同じに答える。まず、そのことに僕はいつも感心する。新鮮だったのは「勝つことはできないけれども、勝とうと努力することはできる。それが私の場合ジャズであり、人生そのもの」「自分に忠実であるもので、他の人と共有できるものが生み出せたらいい」「可能性をあきらめたら、自分に不親切だということ。自分に親切にするのは義務でもある」

  100年後へのメッセージとしては「宗教でのいがみ合いのない世界に!。お互い仲良くするのが宗教。他に人の信じてることを理解する、尊敬してあげる、自分のものは持っているけれど、他の人も尊敬するあなたになればいいなあ、と私は思う。」という素晴らしいものでした。

  以前には、NHKアーカイブス、保存番組を調べてくれた方もいて、それによると、穐吉さんの番組は80年代には「女性手帳・わたしのジャズ」「訪問インタビュー」など7本。90年代は「穐吉敏子の50年」「スイングする日本の魂」など14タイトル。00年代は「人間講座シリーズ」8回を含め08年の「いのちのうた〜ヒロシマから世界へ〜」まで17タイトルも放送され、保存されているようです。いつか全編見れる日を夢にみて…。
(開運橋のジョニー店主)


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