盛岡タイムス Web News 2010年 12月 19日 (日)

       

■ 達増氏が再選出馬を表明 来春の知事選

     
   後援会と民主党県連の合同役員会で選挙戦に向け頑張ろうを三唱する達増拓也氏(右)や小沢一郎県連代表(左)  
   後援会と民主党県連の合同役員会で選挙戦に向け頑張ろうを三唱する達増拓也氏(右)や小沢一郎県連代表(左)
 
  知事の達増拓也氏(46)は18日会見し、来春の知事選への再選出馬を表明した。「3年9カ月に岩手の自然と歴史の素晴らしさ、県民の大きな可能性を改めて大きく感じた。大きな希望がわいてくるのを感じた。その希望を県民一人ひとりと共有したい。激動する世界の中にあってこの岩手が黄金の國としてさらに光り輝くように微力ながら県政の場においてさらに私の力を尽くしていきたい」と決意を述べた。同日、民主党に推薦を要請、前回と同様に無所属で戦う。来春の統一地方選で行われる知事選への出馬表明は達増氏が初めて。現職への対抗勢力の擁立作業は遅れ気味だ。

 同日は盛岡市内で、たっそ拓也後援会連合会(高橋令則会長)と民主党県連(小沢一郎代表)の合同役員会が開かれ、達増氏が再選出馬へ決意表明。「みんなで力を合わせ、共に希望郷いわての実現にまい進しよう」と呼びかけ、約170人の出席者から満場の了承を得た。

  達増氏はその後、記者会見に臨み「合同役員会の中で決意表明したのが、自分の意思として立候補を自分以外の人に話した初めてのこと」と語り、再選出馬の決意は前日、「役員会でのあいさつ文を書いている中でしっかり確定した感じ」と説明した。

  民主へは公認ではなく推薦を要請したことについて「後援会役員と県連役員で事前にすり合わせ推薦という決定をした。総合的に判断して、私も推薦をお願いしたい」と述べた。

  他党への推薦要請の可能性については「他党との関係などは私一人で決めていくよりは、民主党県連と相談しながら決めていくことになる。個人としてはできるだけ幅広い政治勢力の結集によって希望郷いわての実現を目指していくのは望ましい」との見解を示した。

  しかし、地方の首長選で相乗りしないのが党の基本姿勢。決意表明も民主党国会議員全員がそろった合同役員会の場であったことからも、単独推薦になる可能性が高い。

  力を入れていく県政課題は「いわて県民計画の推進が基本になる。マニフェストは基本的に県民計画に沿った形になる」とする一方、ブログを立ち上げマニフェストについて議論するなど、幅広く議論しながらマニフェストを作成する方針を示した。

  知事任期については「原則2期までという前回の公約について基本的な考え方は変わらない」と話している。

  合同役員会に途中から小沢一郎県連代表が出席。「私ども県連は達増知事の圧倒的な県民の皆さんの支持を目標として全力で頑張らなくてはならない。同時に県議選、市町村議会選挙がある。何としても県民の草の根からの強い支持を頂き、力強く県政あるいは市町村の行政を進めていかなければならない」と統一地方選での民主党候補への支援を求めた。

  さらに「岩手は日本で最も民主党に対する支持率の高い県。皆様には知事はじめ多くの同志のために岩手県では全体の県民の支持があるのだという心意気と底力を選挙で発揮してほしい」と訴えた。

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  【略歴】達増拓也氏(たっそ・たくや)東京大学卒。88年外務省入省。96年衆院岩手1区で初当選以来衆院4期。03年〜07年民主党県連代表。07年の知事選で初当選。盛岡市出身。

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