盛岡タイムス Web News 2010年 12月 30日 (木)

       

■ 〈風まかせ〜鉄道さんぽ〉SL湯けむり号

     
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 門デフを付け、集煙装置を装備した重装備のデゴイチが陸羽東線小牛田〜新庄間に運転された。「SL湯けむり」号、D51498が12系5両を牽引した。撮影地点は北浦〜小牛田にて。気温が低い冬季の運転では蒸気機関車の煙がよく上がる。北浦は運転停車(客扱いをしない停車のこと)だったので、発車直後の煙が期待できた。期待通り煙をもくもく噴き上げてくれた。爆煙。筆者の立ち位置では白い煙となったが、煙突から盛大に煙があがった。これこそSLの醍醐味だ。

  門デフとは機関車の前頭、煙突脇にある除煙板(デフレクター)が当時の門司鉄道管理局で考案された上半分のみで下半分が省略されたようなデザインのデフレクターのこと。集煙装置とはトンネルの多い区間で、トンネル内で煙が煙突から上がらないように、車体の上、屋根に沿って流れるようにして、運転台に煙がまわらないようにした装置。これを煙突に付ける。

(佐々木康宏)


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