盛岡タイムス Web News 2011年 3月 4日 (金)

       

■ 矢幅駅西口に6階建て介護複合ビル 医療法人らが8月着工

 医療法人社団帰厚堂(木村宗孝理事長)と社会福祉法人敬愛会(同)は、矢巾町又兵エ新田のJR矢幅駅西口に医療、福祉、保育機能を備えた複合施設の建設を計画している。規模は鉄骨造り一部6階建て、延べ床面積9496平方b。総事業費は29億3300万円で、8月に着工し来年10月に完成予定。同町公民館で2日、建設用地の売買調印式が行われた。川村光朗矢巾町長は「矢幅駅前では土地区画整理事業が進められているが、西口には核となる施設がほしいと思っていた。帰厚堂、敬愛会から複合ビルの話があり大変感謝している」と期待を寄せた。

  医療福祉複合ビル建設を計画している帰厚堂、敬愛会の2法人は、矢幅駅西口の4573平方bの保留地を取得した。

  計画によると、一部6階建ての建物は、1階に医療施設、訪問看護、介護、入浴介護、居宅介護支援、訪問リハビリの各事務所を配置。2階には通所リハビリステーション、認知症対応型の通所介護、介護予防通所リハビリ、保育施設。3、4階に介護老人保健施設、4階の一部に短期入所生活介護施設を、5階に認知症対応のグループホーム、世代間交流センターを配置する。

  1階の医療施設では外来診療、通院困難な利用者宅を医師が訪問する在宅診療を予定。来年の開設時には矢巾町内に限定した在宅診療になるが、紫波郡全域、盛岡の一部を含めたエリアで急性期の治療を終えた患者の治療に対応する方針。2階の保育施設では病児、病後児、体調不良時の対応、延長保育や乳児保育、一時保育、休日保育、夜間保育など全てに対応する。

  木村理事長は「紫波郡医師会には在宅療養を支援する場所がない。それへの対応、介護、保育を含めた施設。わたしが調べた限りではこうした複合機能を持った施設は全国的にも見当たらない」と話す。ビル全体で100人が働く予定で必要な医師も確保しているという。


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