盛岡タイムス Web News 2011年 3月 6日 (日)

       

■ 「はやぶさ」デビュー 近くなった岩手を売り出せ

     
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ホームで歓迎を受けて入線する「はやぶさ4号」
 
  東北新幹線の新型車両「はやぶさ」が5日から運行を開始した。盛岡駅では同日午前6時半から出発式を行い、午前7時4分発上りの「はやぶさ4号」を歓迎した。構内では記念の入場券が発売され、早朝から大勢の市民が列を作った。

 出発式では盛岡駅の佐藤年男駅長が「皆さんとともに『はやぶさ』にかける期待を乗せて見送りたい。昨年12月4日には東京|新青森間の開通で北東北の高速交通体系ができあがった。以来3カ月で多くの皆さんに利用され、『はやぶさ』のデビューで大きく盛り上がる。E5系は今までにない車内設備と空間を醸しだし、多くのお客さんが利用されると思う。東京と新青森が3時間10分で、北東北は遠いところというイメージが払拭(ふっしょく)される」とあいさつ。

  県商工労働観光部の齋藤淳夫部長が「平泉は6月にバーレーンで再チャレンジし、今度こそ世界遺産登録に期待したい。本県単独のデスティネーションキャンペーンと併せて、岩手をしっかり売り出していきたい」と祝辞を述べた。盛岡市の川村裕副市長が谷藤裕明市長の祝辞を代読した。盛岡商工会議所の元持勝利会頭、盛岡駅前商店街振興組合の石田和徳理事長らが加わり、くす玉を割った。

  午前6時10分に新青森駅を出発した「はやぶさ4号」は同7時3分に盛岡駅の12番ホームに入線し、地元商店街や観光関係者が横断幕やマスコットで歓迎した。佐藤駅長の合図で東京駅に向けて出発した。

  雫石町鶯宿のホテル森の風の菊池剛健さんは「青森だけではなく北東北全体にお招きし、岩手の観光地の魅力を知ってもらいたい」と「はやぶさ効果」に期待した。

  記念入場券を買い求めた盛岡市の大河原伸一さんは「東京の孫が好きなので送ってあげる。形がスマートな列車なので東京に行くとき早く乗ってみたい」と楽しみにしていた。

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