盛岡タイムス Web News 2011年 3月 17日 (木)

       

■ 106急行運行再開 盛岡地域の公共交通、徐々に復活

     
  被災後初めて宮古方面に向けて乗り込む106急行の乗客  
 
被災後初めて宮古方面に向けて乗り込む106急行の乗客
 
  盛岡地域の交通機関は徐々に復活しており、16日は県北バスの盛岡-宮古間の106急行が運行を再開した。盛岡発は同日午後に3便運行した。盛岡駅には再開を聞きつけた乗客が1時過ぎから続々集まり、第1便は約120人の乗客を3台で運んだ。岩手県交通は空路再開に伴い花巻空港便を特別ダイヤ運行。JRは東北本線が盛岡-花巻間、田沢湖線が盛岡-赤渕間で区間運行した。IGRいわて銀河鉄道は昼過ぎから運行を再開した。復旧や燃料の事情が厳しい中、懸命にやりくりしている。

  106急行は盛岡駅前を午後2時5分、3時5分、4時に出発した。第1便に乗り込んだのは、ほとんどが宮古方面に家族がいる乗客。重そうなリュックやトランクを手に、長い行列を作った。

  盛岡市の主婦の村上秀子さんは「娘が宮古で保育士をやっていて、大丈夫だったが顔を見るまでは心配。水と食べ物を持って行きたい」と話した。北上市の会社員の舟生真さんは宮古の実家に向かおうと、再開の知らせを聞いて急いで盛岡駅に来た。「父母は携帯電話を持っていないので、人に借りて連絡を取ったようだ。実家は比較的、山の上だったので、連絡したら大丈夫なようだが、行ってみないと安心できない。水を持って行ってやりたい」と話し、家族を心配していた。

  県北バスの盛岡地区の便は通常運行した。

  岩手県交通は臨時の羽田便に合わせて16日は盛岡-花巻空港便を特別ダイヤで、17日からは航空ダイヤに合わせた便を運行する。そのほかの一般路線は青山町線、厨川中央線など主要路線を特別ダイヤで運行した。

  JRは17日から盛岡-北上間で、20日から北上-一ノ関間で運転を再開する。田沢湖線は赤渕-大曲間の運転を18日朝から再開する。IGRいわて銀河鉄道は16日は午後0時10分発を第1便に、盛岡-いわて沼宮内間で上下27本を運行した。17日から盛岡〜八戸間を本数を減らした特別ダイヤで運行する。

  空の便は臨時便が3月17日から26日まで花巻-羽田便が午前8時40分、午後5時花巻発の2便、午前6時50分、午後3時10分羽田発の2便運行する。大阪便は午後3時15分花巻発、同1時20分大阪発の便が運行する。


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