盛岡タイムス Web News 2011年 3月 18日 (金)

       

■ 救援物資、本県に続々 花巻空港も受け入れ拠点に

     
  全国各地から届けられる救援物資の積み下ろし作業  
 
全国各地から届けられる救援物資の積み下ろし作業
 
  いわて花巻空港の規制解除や港湾の利用、被災地を避けた陸上輸送ルートの構築が進み、県外から本県への救援物資が次第に増してきた。17日も空と海の港から食料や燃料などが到着している。しかし、燃料は県全域で不足している。

  県では救援物資受け入れの拠点を滝沢村の岩手産業文化センターに置いていたが、花巻空港の規制解除により、空路で物資が届けられるようになったため、花巻空港も拠点に加えた。

  花巻空港には同日、三沢や千歳、名古屋、入間の空港から水やビスケット、粉ミルク、ガスフィルター(防護マスク)が入荷(予定)。

  三陸の港湾でも16日に釜石港へ一度入港し発電機などを陸揚げしただけだった中部地方整備局の清龍丸が17日、食料を下ろした。釜石港には水産庁の東光丸が入港し粉ミルクや軽油を供給し、灯油を積んだ海上自衛隊ちくまも入港の予定。宮古港にも北陸地方整備局の白山が16日に入港して食料を陸揚げしたのに続き、17日にも重油が下ろされた。

  東京都から本県への救援物資を積んだ4dトラックを主体とした17台も16日夕に東京を出発。降雪等による関越自動車道の渋滞により大幅に遅れたが、日本海側ルートで17日夜、滝沢村の岩手産業文化センターに到着。アルファ化米11万8600食、クラッカー約5万食、子ども肌着1万9千着、水5千本が届けられた。

  本県への生活物資の調達は、これまで水約27万箱、食料品約270万食、毛布約4万枚、簡易トイレ約1千個、防水シート約1万2千枚、発電機20台などとなっている。

  本県に入った物資は岩手産業文化センターと花巻空港に集約され、要請に応じて順次陸路や空路で被災地に搬送している。17日も自衛隊やトラック協会の車両が沿岸各地に搬送した。


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