盛岡タイムス Web News 2011年 3月 21日 (月)

       

■ 善意は山積み アピオに続々到着、仕分け作業追いつかず

     
  励ましのメッセージが書かれた救援物資  
 
励ましのメッセージが書かれた救援物資
 
  滝沢村滝沢字砂込の岩手産業文化センター(アピオ)には連日、全国各地からの救援物資が届けられている。届けられた物資は到着したトラックに積み込まれ、被災地に向けて送り出されていた。大量の物資が届く一方で、物資の置き場所や整理方法、人員確保などには課題も多い。

  数日前に比べるとアリーナ内に置かれた救援物資の量は大幅に増え、ロビーや2階席にも段ボール箱が積み上げられている。一方で依然として続くガソリン不足による輸送の遅れで、集積場所は満杯の状態。到着の物資が多くなるにつれ物資を整理する人員も不足。日々変わる人員配置で被災地へ輸送する際にどこに何の物資が置かれているかも把握しづらくなっているようだ。

  20日は県職員に加え、阪神淡路大震災を経験している大阪府の人たちやボランティアで参加している滝沢村職員有志が作業に当たっていた。場所ごとにマジックで大きく物資の種類が書かれた紙を張ることで、一目で何の物資があるか分かるようにする工夫も取り入れ始めた。

  積み上げられた段ボールには「皆さんに笑顔が戻るまで支援し続けます。希望を持って」「絶対希望を捨てないで。今は苦しいと思いますがその分の幸せが絶対返ってきますよ」「心はいつも皆様と共にあります。皆様に愛を送ります」などと被災者へのメッセージが書かれたものも。

  沿岸は物資を行き渡らせる人手が足りない。全国各地からの善意の気持ちが一日も早く被災者に届けられるよう、体制の構築と燃料の確保が急がれる。

本ページ掲載内容の無断転載を禁じます
ホームページに関するお問い合わせ、取材に関する情報は
E-Mail:hensyuu@morioka-times.com
盛岡タイムス宛てにお願いします