盛岡タイムス Web News 2011年 3月 25日 (金)

       

■ パン販売して義援金 北日本カレッジの学生たち

     
  北日本ハイテクニカルクッキングカレッジの学生が支援活動でパンを販売  
 
北日本ハイテクニカルクッキングカレッジの学生が支援活動で
パンを販売
 
  盛岡市盛岡駅西通の北日本カレッジ(北日本ハイテクニカルクッキングカレッジ、北日本医療福祉専門学校、北日本ヘア・スタイリストカレッジ)の学生有志ら約30人は24日、盛岡駅東口の滝の広場で、被災地復興の義援金を呼びかける活動をした。

  北日本ハイテクニカルクッキングカレッジの学生4人は、前日から仕込んだガトーショコラとフィナンシェ、食パンを50食売り出した。売り上げは全額義援金として、盛岡市社会福祉協議会に届けられる。

  一関市出身の千葉寛丘(ひろたか)君(高度製菓衛生師科1年)は、「今は自分一人じゃ何もできないけれど、助け合うことならできる。少しでも役に立てれば」と臨んだ。

  一方、北日本医療福祉専門学校と北日本ヘア・スタイリストカレッジの学生らは、広場に点在して義援金を募った。

  誰よりも大きな声で呼びかけていた軽米町出身の紫葉襟菜さん(介護福祉科1年)は、地元大船渡の支援に向かった友人の庄司圭衣さん(同)への思いも声に乗せた。

  「地震発生後から友人が地元に帰るまでの6日間、盛岡でずっと一緒に過ごした。その間、コンビニやスーパーを回って、大船渡の人へ手渡す物資の調達に付き添ってきた。今自分ができることをやっている友人の姿を見ていて、自分も何かできないかと思っていた。わたしの取りえは声の大きさと笑うこと。それらを生かせたらと思って参加した」と振り返る。

  地震発生後、親と会っていない襟菜さん。親からは、「大船渡の子を絶対一人にするな」と声をかけられたという。「(親に会えなくて)ちょっと寂しい」と顔色を変えたが、「でも大丈夫」とすぐに上向きの表情を見せた。

  北日本ハイテクニカルクッキングカレッジの上打田内真知子副校長は「復興はこれから長く続く。支援も続けることが大事。今後、学校で支援の日を設けたりするなど、どうやって支援を継続していくかを考えていきたい」と話した。

  活動は24日も行う。時間は午前10時から午後3時まで。手作り食品は、なくなり次第終了。

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