盛岡タイムス Web News 2011年 4月 1日 (金)

       

■ 〈中三民再申請〉盛岡店は存続の方向 従業員は全員解雇

     
  中三の民事再生の告知に見入る買い物客  
 
中三の民事再生の告知に見入る買い物客
 
  民事再生申請した青森市の中三(向中野光秀社長)は盛岡市中ノ橋通1丁目の中三盛岡店について、存続の方向で検討している。同店は3月14日の爆発事故で地下1階が大破し、大規模な修繕の必要があるが、民事再生前には早期再開の方針を打ち出しており、青森市の本社では「方向性はある」と店舗存続に含みを持たせている。

  同社は31日、盛岡店の188人を含む579人の従業員に4月末での解雇を通告した。債権者説明会は5日、盛岡市紺屋町の市勤労福祉会館で開く。

  盛岡店の店頭に民事再生手続き開始の申し立てについて張り紙を出し「大震災による大幅な売り上げの減少と、3月14日の盛岡店で発生した甚大な爆発事故による長期間の閉店が経営を大きく悪化させ、盛岡店の今後の営業もいまだ見通せないことから、残念ながらこの度の苦渋の決断となりました」と、社長名で顧客に陳謝した。

  債権者に対しては同日付で「29日の取締役会で決議し、民事再生法の適用を申請するに至った次第であります。債権者をはじめ関係各位には多大なご迷惑をおかけする事態となりました」と書面で通知した。青森市と盛岡市での債権者説明会の日時を案内した。

  中三本社では盛岡店の再開について「方向性があるかないかと言えば、方向性はある」と話し、存続に向けた考えを示している。

  爆発事故の原因は分からず、修繕については建設業者の被災地入りで手が回らず、厳しいという。再生計画ではスポンサーの意向を踏まえて、各店の存続について方針を打ち出すことにしている。


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