盛岡タイムス Web News 2011年 4月 3日 (日)

       

■ 「涙出るほどありがたい」 矢巾婦人隊の炊き出しに

     
  大槌町中央公民館で行われた矢巾町の婦人防災協力隊による炊き出し  
 
大槌町中央公民館で行われた矢巾町の婦人防災協力隊による炊き出し
 
  矢巾町の婦人防災協力隊(細川トア子会長)が2日、約280人が避難している大槌町の中央公民館を訪れて豚汁とおにぎりの炊き出しをした。避難所では1日にようやく温かい食事が提供できるようになったばかり。野菜の具がたっぷり入った豚汁に涙を流す避難者もいて、訪れた協力隊の女性たちも、避難生活の大変さを思いやっていた。

  豚汁とおにぎりを受け取った越田長一郎さん(67)は「本当にありがたい。涙が出そうです」と炊き出し隊に感謝。岩間洋子さん(67)は「避難所に入ってからはすぐ食べられるおにぎりなど、味がない食事がほとんどだった。炊き出しには感謝している。外から支援をもらえるのはありがたい」と話した。

  矢巾町の協力隊では「何か役に立ちたい」という思いが日々募っていたという。町役場を通じ「大槌で炊き出しをしないか」と依頼が入ると、現地と連絡を取り「野菜や調味料がほしい」「温かいものが食べたい」という希望を確認。同日は午前7時に野菜やおにぎり用白米などを満載した車両で町を出発した。

  細川会長は「避難されている方は涙が出るほど苦しい思いをしていると思う。喜んでもらえるよう頑張って作る」と意気込んでいた。今後も声がかかれば、各地で炊き出しをやりたいと意欲を見せた。


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