盛岡タイムス Web News 2011年 4月 30日 (土)

       

■ 〈東日本大震災〉古着バザーで義援金 全国から2トン車3台分集まる

     
  2d車3台分の古着のチャリティーバザー  
 
2d車3台分の古着のチャリティーバザー
 
  盛岡市上田の岩手大学工学部構内にある市産学官連携研究センターで29日、全国の県中小企業家同友会から寄せられた古着のチャリティーバザーが開かれた。防寒着や靴下、子ども用衣類など1着50円で販売され、市民が大勢訪れた。収益は日赤を通じ、義援金として寄付される。

  古着はセンターに入居する県中小企業家同友会宛てに届けられ、約10dに上った。段ボールには新潟、神奈川、岐阜、奈良など各地の同友会の名前が書き込まれていた。

  同日は2d車3台分の一部新品を含む古着や靴などを販売。学生ボランティアが協力した。大きな袋に気に入った古着を詰め込む市民の姿があった。春物を求める内陸一時避難者、独自に支援物資を届けている市民には無償で提供された。

  知人友人と連絡を取り合い、求められた物資を毎週沿岸に届けている市内の女性もおり事情を説明して靴下250足、高校生用の無地の白襟シャツを無償で受け取っていた。

  この女性は「学校が始まってもすり切れたシャツ1枚で生活している子どももいる。震災後社会が明るい空気になる中で、被災した子どもたちだって着られれば何でもいいというのはあんまりだ」と話していた。

  センターでは支援物資を届けたいと県に問い合わせたところ、衣類は十分行き渡り、現在は古着でなく新品だけ受け付けていると説明された。このため善意を無駄にしないようバザーで得られた収益を被災者のために役立てようと考えた。既に15、22日も開かれており、それぞれ約7万円を売り上げた。

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