盛岡タイムス Web News 2011年 6月 9日 (木)

       

■ 沖縄から総勢130人の観光団 東北3県応援ツアーで

     
  知念団長らを迎えた県観光協会の菊池専務  
 
知念団長らを迎えた県観光協会の菊池専務
 
  沖縄県の経済・観光団体から約130人が参加する東北3県応援ツアーの一行が8日来県し、2泊3日の観光を盛岡市からスタートさせた。一行は沖縄県経営者協会の知念榮治会長を団長に、同県の経済・観光4団体を中心に構成。那覇から空路羽田経由で岩手入りし、宮城、福島と被災3県を回る。沖縄県は2001年の9・11テロの際、風評被害で観光に打撃を受けたことがある。東日本大震災津波で落ち込んでいる東北観光を応援しようと、大型ツアーを組んでくれた。

  一行は沖縄県、同県建設産業団体連合会、同県商工会連合会、沖縄観光コンベンションビューローなどで構成され、8日午後3時13分、新幹線で盛岡駅に到着した。同日は啄木記念館を見学し、繋と鶯宿温泉に宿泊。9日は中尊寺、厳美渓、秋保温泉、10日は会津若松市を観光し、羽田から那覇に帰る。

  一行は盛岡駅西口で県観光協会の出迎えを受けた。知念団長は「沖縄の経済団体130人の皆さんと来た。大震災の影響で観光の落ち込みがとても大きいと聞き、何か支援になればと思う。おいしい物を食べ、お土産を買いたい。沖縄県民も早く復興するよう願っている」とあいさつし、被災地を激励した。

  沖縄県では9・11テロの際、国内外の航空機の乗客が減少して観光に大きな打撃を受けたことがあった。知念団長は「そのときは東北から修学旅行を回してもらったことがあった」と話し、助け合いの精神で一行を率いてきた。

  県観光協会の菊池和憲専務理事は「130人の団体にいらしていただきありがたい。内陸部の観光地は通常営業しているので、楽しんでいただきたい」、岩手・沖縄かけはし交流協会の保坂貢一副会長は「復興には長い時間がかかるが、頑張りたい」と感謝した。

  沖縄県商工会連合会の萩堂盛秀会長は「ホテルや旅館は厳しい状況があると聞くので、東北の皆さんが早く元気になってもらいたい」と話し、地元の奮起を促した。

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