盛岡タイムス Web News 2011年 6月 22日 (水)

       

■ 食の新商品開発へ 盛岡広域の食品会社が生産団体などと協議会

 盛岡広域圏の食品会社、農業生産者団体、行政等で構成するもりおか広域食産業ネットワーク協議会の設立会議(事務局・盛岡広域振興局農政部)が21日、紫波町の岩手中央農業協同組合で開かれた。佐々木桂三岩手缶詰盛岡営業所所長を会長に選任し、11年度の事業計画などを決めた。農業生産者団体と食品関連事業者等とのネットワーク化を通じて、産地レベルでの生産側と実需者とのマッチングや新たな食ビジネスの展開を図り、生産者の所得向上と地域産業の活性化を目指す。

  事業は▽農畜産物の生産振興および地域内流通の促進▽農畜産物などを使用した商品開発・ブランド化の推進▽地域内の産地と食品事業者等とのネットワーク化 -など。11年度の主要事業は3本。

  域内流通の促進では、農畜産物の年間出荷計画、用途別の食材仕入れ計画等の情報の共有化を進める。生産出荷の見通し、規格外品の発生状況なども随時提供する。食品加工業者と生産者の相互理解を深める産地見学会、事業者訪問見学会も開催。出荷時期の延長、安定生産技術の検証などの栽培実証ほの設置などを予定する。

  商品開発・ブランド化の推進では、機能性、地域の風習、観光資源、安心・安全等に着目し、リンクした商品開発を行う。短角牛ハンバーグ、特別栽培りんご使用のパンなどを検討。輸出も含めた販路・販売手法も検討する。新たな用途・食べ方などの研究も進める。研修会ではコンサルタントへの相談や先進事例調査などを予定する。

  白石雄一白石食品工業取締役は「生産者と親密に情報交換などを行い、商品化に向けた取り組みをしたい」と同会の活動に期待した。佐々木会長は「盛岡広域圏の農畜産物を中心とした新商品開発に力を入れる。沿岸復興支援も視野に入れながら各事業を展開したい」と抱負を語った。

  構成会社・団体は、青三、岩手缶詰、コラゾンカンパニー、三徳食品岩手、白石食品工業、肉のふがね、全国農業協同組合連合会岩手県本部、新岩手農業協同組合、岩手中央農業協同組合、盛岡広域振興局。

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