盛岡タイムス Web News 2011年 9月 4日 (日)

       

■ サンマで友情交流 宮古北生徒会、支援のお礼で不来方に

 宮古市の県立宮古北高(平賀信二校長、生徒100人)の生徒会が3日、矢巾町の県立不来方高(川口仁志校長、生徒839人)の文化祭にサンマ150匹を持参して、塩焼きを振る舞った。不来方高は震災で宮古北高を支援しており、その返礼。その日水揚げされたばかりの大きなサンマが、友情と秋の味覚を運んできた。

 不来方高は6月の体育祭でジュースの売り上げを宮古北高に義援金として贈るなど、同じ高校生として被災地の苦労を分かち合った。宮古北高は2、3日の不来方高の文化祭に協力し、海の幸から復興する三陸の心意気を見せた。

  宮古北高の生徒会10人と、不来方高の生徒会13人が参加して、サンマに塩を振って炭火で焼き、文化祭の来場者に販売した。

  不来方高生徒会会長の工藤彰悟君(2年)は「不来方だけでなく他校と合同でやる方が交流になるし、絆を深められる。塩焼きはなかなか難しいし、僕たちも体育祭でジュース販売の売り上げを頑張った」と話し、炭火の煙の中で張り切っていた。

  宮古北高生徒会書記の前田喜恵子さん(2年)は「わたしたちも被災した生徒がいて、文化祭をやるのも大変だし、北高と不来方高の生徒の人数は違うし、こちらは活気がある」と楽しんでいた。

  宮古北高の及川優樹教諭は「不来方の支援で、本校の家を流された子のため、夏に使う材料などを購入したのでありがたい。文化祭や部活で交流を深めたい」と話していた。


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