盛岡タイムス Web News 2011年 9月 4日 (日)

       

■ 〈写真集「南部馬の里」〉19 遠藤広隆 アブとの格闘

     
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  暑い日は、アブが多くて馬たちは生きた心地がしないだろう。心ゆくまで草を食べられずに夏の時期に馬たちはやせてしまうそうだ。

  放牧されている馬が、みんなでひとかたまりになっていた。表面積をできるだけ少なくしてアブがつかないようにする工夫だ。馬の胴体には皮膚のすぐ下に筋肉があり、それで肌を震わせてアブを追い払う。

  だが、払っても払ってもアブは次々とたかってくる。ほかの馬に自分の体をこすりつけたり頭を振り、たてがみを振り乱してアブを追い払う。小さな馬は親の首元に体をこすりつけている。

  馬たちのそんな我慢は一夏続く。

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