盛岡タイムス Web News 2011年 9月 27日 (火)

       

■ 国連レセプションで世界の首脳に振る舞う 「あさ開」感謝と復興の酔い心地

     
  旭扇を手にする藤尾常務  
 
旭扇を手にする藤尾常務
 
  盛岡市のあさ開(村井良隆社長)が造った極上純米大吟醸「旭扇」を、野田総理が22日の国連総会のレセプションで各国首脳に振る舞った。盛岡の蔵元の味と香りが世界を魅了。震災被災地への支援に対する感謝と復興の息吹を伝えた。

  同社は、日本酒の海外進出に一層弾みが付く良い機会と意気込んでいる。

  旭扇は720_gで税込み5250円の同社最高級の銘柄。兵庫産の「山田錦」を原料に、蔵の技を結集して生産している。同社の藤尾正彦常務は「山田錦を40%精米し、特殊酵母で作り、香り高く口当たりが良く、ふくらみのある酒」と評する。杜氏として手塩にかけた。

  7日に外務省から注文がきたという。担当者から「国連総会の際に総理夫妻のレセプションが22日に開催されることが決定し、急きょ被災地域の日本酒を現地に発送するよう指示があった」との内容だった。同社は「旭扇」を5本発送し、外務省の担当者がニューヨークの国連に携えた。野田総理は震災救援への謝意を込めて宮城県、福島県の酒とともに「旭扇」を各国首脳に勧めたという。

  藤尾常務は「今は世界中で日本酒が脚光を浴びていて、日本人が健康で長生きするのは日本酒と日本食のおかげと言われている。野田総理も日本酒を好きになり、外国の人に日本に来てもらいたいと勧めてくれたのではないか」と、総理の計らいに感謝していた。

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