盛岡タイムス Web News 2011年 9月 29日 (木)

       

■ 盛岡市内小中38校の101棟で要耐震化 危険性高い校舎も

 盛岡市教育委員会によると、市立小中学校68校の校舎・体育館343棟で、今後耐震化が必要なのは1日現在で38校101棟と全体の約3割を占める。この中には第2次耐震診断未実施の35棟も含まれる。第2次診断で耐震指標(Is値)0・7未満は耐震化工事に順次着手している。今年度は同日現在で小中学校4校5棟を診断。その結果、0・7未満が4校4棟、うち0・3未満が1校1棟あった。

  Is値0・3未満になると大規模地震などで倒壊する危険性が高いとされており、今年度は厨川中の第1体育館1棟が該当した。0・3以上0・7未満は見前小体育館1棟、仙北と北陵の両中校舎2棟が該当した。

  厨川中体育館については年度内に耐震化事業に着手。市議会10月定例会に関係予算が計上される。0・3以上0・7未満については小中学校耐震補強計画を策定のうえ、できるだけ早期に耐震化の完了を目指す考え。

  市教委は1981(昭和56)年の新耐震基準以前に建てられた市立小中学校の校舎・体育館を対象に第1次耐震診断を実施。その結果に基づきIs値0・7未満の建物を対象にIs値の低い順から第2次診断を実施。

  2007年度から1日までの第2次診断の結果、0・3未満は小学校3校6棟、中学校6校14棟、0・3以上0・7未満は小学校15校36棟、中学校9校21棟あった。0・7以上は小学校8校15棟、中学校5校9棟だった。

  1日現在の耐震化状況は校舎が32校170棟(全棟数257棟)で耐震化率66・1%、体育館が53校72棟(同86棟)で同83・7%。合わせると30校242棟(同343棟)で同70・6%。全国平均80・3%を10ポイント下回っている。今後耐震化が必要なのは38校のうち校舎が35校87棟、体育館が12校14棟。

  今後の第2次診断計画によると、年度内に残り小中学校7校13棟、12年度に14校22校で実施する予定。

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