盛岡タイムス Web News 2011年 12月 8日 (木)

       

■ 西口・盛南に人口集積 再生整備計画の目標上回る

 盛岡市都市整備部によると、盛南開発地区の定住人口は今年度1万9877人、盛岡駅西口地区は1667人になった。国のまちづくり交付金を使って公共施設整備を行うために作成する都市再生整備計画の目標をいずれも上回った。交付金の終了年度となる今年度にとりまとめられる事業評価原案に盛り込まれ、先月末に公表された。

  それぞれの地区計画によると、盛南(面積567・8f)では基準年の2005年度の人口1万5444人に対して今年度の目標を1万9644人と設定。実際は233人多かった。西口(同39・4f)では1293人に対して目標1500人で、167人多かった。

  盛南の交付金総額は07年度から今年度までで30億3600万円(国費率43・2%)。市道や公園、道路植栽、埋蔵文化財発掘調査・活用、バス利用空間整備、上下水道整備などを実施した。

  その結果、人口以外の指標としてバス利用者数が基準年600人、目標810人に対して実際は935人と1・5倍になった。商業地域の土地利用率は57・4%から目標72・9%に対して実際は74・1%と上回った。

  事後評価原案で今後の課題、改善策に▽未利用地の土地利用促進と未開設公園の早期開設▽地区境の未接続道路の解消▽人口増加による公園などの質の高い整備、維持管理への関心、要望の多様化|が挙げられている。

  一方、西口も同じ期間で交付金総額84億5900万円(国費率40・8%)。盛岡駅東西自由通路、多目的広場、地域の安全安心・にぎわい創出、市道の整備など各事業に着手。

  その他の指標で来街者数は基準年が8452人、目標1万142人に対して実際は1万1047人となった。開発用地利用率は43・5%で目標70%に対し、実際は66・3%にとどまった。

  事後評価原案によると、東西自由通路により利便性が向上し、区画整理事業による住宅地形成などで魅力が向上。歩行者専用道路、防犯カメラや緊急警報装置の設置で犯罪件数が減少したという。今後来街者の増加を図り、大規模区画売却へのPR強化を目指す。

  評価原案はいずれも1日の都市再生整備計画評価委員会で審議された。来年3月に成案化される予定。

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