盛岡タイムス Web News 2011年 12月 8日 (木)

       

■ 〈風まかせ〜鉄道さんぽ〉450 C61SL列車に乗車

     
   
     
  「SLがんばろう岩手号」の本番運転に先立つ試乗会に乗車の機会を得た。一ノ関から北上までC61形蒸気機関車20号機が5両の旧型客車を牽引した。C61は旅客用機関車で東北地方を初めて走った特急「はつかり」や東北線初の寝台特急「はくつる」の運用についた特急牽引機である。動輪が3軸、シリンダーの下に先台車2軸、ボイラーの下に従台車2軸の軸配置だ。

  長い汽笛が鳴り響く。発車のショックを全く感じさせない上手な引き出しだ。電車や気動車と違い、ゆっくりゆっくり加速していく。流れる煙、シューと蒸気の噴き出す音、ボオーという汽笛の音、そして石炭のにおいが車内にもしてくる。

  トンネルに入るときは煙やシンダー(すす)が車内に入らぬよう窓を閉める。これがSL列車だ。沿線にはSLを一目見ようという人々が多かった。保育園の子どもたちも見にきていた。
(佐々木康宏)

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