盛岡タイムス Web News 2011年 12月 11日 (日)

       

■  弁当も「各駅停車」で IGRがツアー商品化へ

     
  地産地消のお弁当を楽しむツアー参加者  
 
地産地消のお弁当を楽しむツアー参加者
 
  IGRいわて銀河鉄道では、沿線の美味を味わえる「ぎんが食堂各駅停車弁当」の開発を進め、来年度からの商品化を目指している。10日に行われたモニターツアーでは、地元の食材をコース仕立てにした地産地消の料理が車両の形をした弁当箱で供され、参加者たちは舌と目でIGRの沿線の魅力を満喫していた。

  ツアーでは盛岡、滝沢、いわて沼宮内、奥中山高原、一戸、二戸の6駅で、地産地消にこだわった料理が前菜からメーンディッシュ、デザートまでフルコースのスタイルで披露された。盛岡駅では「東家」が鉄道の車輪をイメージしたカラフルな前菜、滝沢駅では「志百家」が滝沢村産サツマイモなどを使ったメニューを提供。それぞれの料理はIGR7000系をモデルにした小箱に収められ、見た目にも旅の楽しさが演出されていた。

  市内在住の60代女性は「IGRには初めての乗車で、車窓の風景も新鮮。料理の素材と味付けも良く、おいしくいただけた」と笑顔を見せ、20代の男性客も「全国の中でも珍しい試みだと思う。グルメに関心がある人にとってもありがたい企画」と、ユニークな試みを評価していた。

  この商品は、食を通じたIGR沿線の魅力をPRする目的で開発を進めてきたもので、沿線5市町村で地産地消に力を入れている店舗が地元産食材を生かしたメニューを生み出した。同社では今回のモニターツアーの結果を見ながら、新年度からの正式な商品化を目指す考え。

  同社経営企画部企画・広報担当の千葉美寿季さんは「来年4月からのいわてデスティネーションキャンペーンに併せて商品化し、IGRを知ってもらいながら県北の観光振興の一助にできれば」と話している。

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