盛岡タイムス Web News 2011年 12月 13日 (火)

       

■  〈幸遊記〉49 照井顕 佐藤敏夫の小説より奇なり

 12月12日はジョニー月・ジョニー日だ!「ヘイ!ジョニー・ジョニー」で有名な歌はチャックベリーの「ジョニー・B・グット」で、「ジョニー!ジョニー!」と呼んでいるのは女房の小春。

  そう「12月12日は僕等の結婚記念日」。そして僕があこがれ続け、聴き続けてきた世界のTOSHIKOこと「穐吉敏子さん(82)の誕生日」でもある。何でも忘れやすい僕なのだが、「二人の記念日は忘れても、この月日だけは忘れないでしょうから!」と言う小春の言葉から敏子さんの誕生日を結婚記念日とした。

  「TOSHIKO・としこ・トシコ・としっことる程・敏子が好きになる!」とは、僕の愛言葉だが、敏子とは「さとりの速い女性」の意味であるらしい。なるほど。僕の知る敏子さんたちも皆すてきだ。ならば男はと、とっさに頭に浮かんだのは僕の兄の名「敏夫」。確かに「さとりの速い男性」だったかも。

  あれは僕が高校4年の11月、当時、横浜に住んでた敏夫兄さんの結婚式に呼ばれ平泉の実家に帰った。あのころ、披露宴は家で行うのが慣例だった。親戚、その他一同が集まり宴が始まろうというのに花嫁の姿が見えない。話を聞けば親同士が決めた結婚、遂に花嫁現れず、散会となった。シラーッ!。

  友人も横浜から呼び、自分の結婚式だから会社を休んで来た兄も、「このまま手ぶらじゃ帰れない!どうしてくれる!」。そこに登場したのが長兄・幸男の嫁・好子。「自分の実家の近くにいい娘がいるから、会って見たら!」と早速、翌日見合い!でピッタンコ!。

  何とその見合いの翌日には結婚式という超早業ウルトラC、親戚もビックリするやら本当かいな、と再び参集。しかもキレイでステキ!と皆大満足。

  事実は小説よりも奇なりとは本当だった。僕らきょうだいは4男1女の5人。それぞれ皆仲のいい夫婦だが、敏夫夫婦は特別に仲がいいと僕は見る。その原因はこれ。敏夫夫婦は後に、母の実家を継ぎ途中から佐藤の姓になった。そのことにより「砂糖と塩(さとうとしお)」になったから。
(開運橋のジョニー)


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