盛岡タイムス Web News 2011年 12月 20日 (火)

       

■ ケア機能を6階建てビルに集積 帰厚堂が矢幅駅西口に着工

     
  矢幅駅前に建設される(仮称)ケアセンター南昌ビル(イメージ)  
  矢幅駅前に建設される(仮称)ケアセンター南昌ビル(イメージ)  
  医療法人社団帰厚堂(木村宗孝理事長)の医療福祉多機能ビル「(仮称)ケアセンター南昌」の起工式が19日、JR矢幅駅西口の現地で行われた。医療施設、リハビリ、介護老人保健、グループホーム、保育などの機能を持つ多機能施設。地上6階建てで来年12月の完成を目指す。木村理事長は「将来を考えていくと病院や施設も離れたところではなく町中になってくると思う。今回用地(帰厚堂が西口に所有する)を半分残しているのも(南昌病院を)移転することも視野に入れている」と語り、将来的には帰厚堂の医療福祉施設を町中心部に集約する可能性があることを明らかにした。

  建設予定地は矢巾町又兵エ新田。矢幅駅西口から徒歩1分程度の隣接地。所有する4573平方bのうち2176平方bに鉄骨造り6階建て、延べ床面積約1万平方bのビルを建設。来年12月15日まで約1年かけて建設する。総事業費は約30億円になる。

  建物の内訳は1階に医療施設(在宅療養支援診療所)、訪問看護、介護、入浴介護、居宅介護支援、地域包括支援センターの各事務所。2階に訪問リハビリステーション(デイケア)、通所リハビリステーション、認知症対応型の通所介護、保育施設などを配置する。

  3、4階に介護老人保健施設、4階の一部に短期入所生活介護施設。5階には認知症対応のグループホーム、世代間交流センターを配置する。

  1階の医療施設では外来診療、通院困難な利用者宅を医師が訪問する在宅診療を予定。来年の開設時には矢巾町内に限定した在宅診療になるが、紫波郡全域、盛岡の一部を含めたエリアで急性期の治療を終えた患者の治療に対応する方針。

  2階の保育施設では病児、病後児、体調不良児の対応、延長保育や乳児保育、一時保育、休日保育、夜間保育など全てに対応を目指す。

  起工式は帰厚堂の役員、工事関係者、矢巾町の川村光朗町長ら約50人が出席して行われた。

  木村理事長は「矢巾町の将来設計の中にコンパクトシティがうたわれており、長い将来を考えていくと病院や施設も現在のように中心部から離れたところではなく街中に必要になるだろう。用地を半分残しているのもいずれは(南昌病院を)移転することも視野に入れている」と語った。


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