盛岡タイムス Web News 2011年 12月 25日 (日)

       

■ 〈写真集「南部馬の里」〉35 遠藤広隆 雫石の競り

     
   
     
  雫石の七ツ森での共進会の後に、昼を挟んで競りが行われる。競り場はほぼ円形状だ。引き出された馬が周回している間に競り値が上がっていく。天井近くの壁には電光掲示板が設置されていて、競り値が刻々と表示される。中央の馬と電光表示との間を買い手の目が行き来する。

  飼い主にとって祈るような気持ちなのかもしれない。付け値が自分の意にそぐわなければ、「それなら売らない」という主取りも選べるが、それは悲痛だろうなと思ってしまう。飼育にかけたお金も手間も戻ってこないことになるからだ。

  以前よりも馬を飼う人の数が少なくなったため競りでの値段は年々下がっていると聞いた。 

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