盛岡タイムス Web News 2012年 2月 28日 (火)

       

■ 矢幅駅前開発に強い意欲 矢巾町議会で川村町長が所信表明

 矢巾町議会3月定例会は27日招集され、本会議が開かれた。川村光朗町長、合田武町教育委員長が施政(教育行政)方針演説をした。川村町長は、岩手医大附属病院の町内移転や矢幅駅前再開発について「将来の町を展望する事業となる。必ずや成功させないと」と所信で強い決意を見せた。提出議案のうち新年度一般会計予算は歳入歳出それぞれ92億4580万円を計上した。会期は3月19日までの22日間。

 川村町長は財政見通しについて、歳入面が不況に伴い税収の伸び悩みが継続し、市町村への一括交付金も不透明な状況にあると説明。歳出面でも財政調整基金の取り崩しなど「事業の繰り延べや規模見直しなど一層慎重な財政運営に努める必要がある」と述べた。

  その上で「しかしながら矢幅駅前地区の再開発は30年来の懸案事業であり、矢幅駅から岩手医大矢巾キャンパス、同附属病院そして徳田橋へと新しい人の流れとにぎわいを創出する将来の町を展望する事業になる」と意義を説いた。

  主要施策として▽同駅前再開発▽同駅西地区土地区画整理事業▽医大附属病院移転に向けたアクセス道路網整備▽県道大ケ生徳田線整備、徳田橋架け替えの早期完成、スマートインターチェンジ早期事業化の要望▽中小企業の経営支援と雇用安定化へ振興基金の増資▽自主防災組織の全地域結成と防災倉庫増設▽仮称矢巾認定子ども園の設置支援|などを挙げた。

  結びに「町民憲章『和といたわりと希望の町』実現を目標に、厳しい財政状況にあることを常に念頭に置きながら安全・安心の町を目指し、思いやりの心を重視し、引き続き『スピード・アンド・チャレンジ』をキャッチフレーズに創意と工夫を凝らして業務執行に取り組む」と誓った。

  新年度一般会計予算案の総額は矢巾中学校移転改築事業終了に伴い、前年度比11・3%減となった。一般会計を含む新年度予算案8件の総額は約173億円で前年度比3・3%減となっている。

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