盛岡タイムス Web News 2013年  7月  10日 (水)

       

■  「滝沢市」移行が正式決定 県議会可決、知事から処分書

     
  処分書を受け取る柳村典秀滝沢村長(中央)  
 
処分書を受け取る柳村典秀滝沢村長(中央)
 


  県議会6月定例会最終本会議は9日開かれ、滝沢村の市制移行が可決された。達増知事は同日、柳村典秀村長に来年1月1日から滝沢市とする処分書を交付した。今後、県が国に処分を届け出。8月上旬にも総務大臣が市制移行を告示する。「人口日本一の村」から「住民自治日本一の市」を目指すことを表明してから3年。滝沢市誕生が事実上、正式決定した。

  本会議後、柳村村長、同村議会の山谷仁議長、滝沢市誕生カウントダウン実行委員会会長の瀬川幸男・同村自治会連合会会長らが知事室を訪れ、処分書の交付を受けた。

  達増知事は「これまでも人事交流などを通して支援してきたが、今後も円滑な市制移行に向け、村の状況に応じた支援をしていきたい。引き続き住民の主体的な地域づくりを進め、自立した自治体経営が行われることを期待する」と述べた。

  処分書を受け取った柳村村長は「市制移行を決めてからの3年分の思いがこもった、ずっしりと重い処分書。市制とともに住民自治を進化させながら、滝沢を住民にとって幸せな地域にしていきたい」と誓った。

  県議会本会議には同村から自治会の役員ら47人が傍聴に訪れ、採決を見守った。可決後、瀬川会長は「安全安心で滝沢に住んで良かったと皆が思える市にしたい」、同村女性連絡会議の上野美智子会長も「明るく楽しい市にしていければ」とそれぞれ語った。

  同村は人口約5万4千人。市に移行すると福祉事務所を独自に設け、より身近なところで行政サービスが提供できるようになる。村から市になることで、企業誘致などの面でも効果が期待されている。


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