盛岡タイムス Web News 2013年  7月  19日 (金)

       

■  〈潮風宅配便〉159 草野悟 男性50%、女性10%、小鳥100%


     
   
     

  「梅雨居ぬ間 水面輝く 凪の朝」 実に気持ちの良い朝の散歩で、思わず「ひとつ俳句でもひねって〜」と井上陽水よろしく作ってしまいました。宮古の朝、昨日の雨がまだ乾いていない、すがすがしい散歩道です。閉伊川には、カワウやオオヨシキリ、カモなどの水鳥たちが忙しく朝の食事をしています。私も三日坊主ながら、「よし、下っ腹へこませるぞ」と1時間散歩に挑戦。約30分で挫折して帰ってきました。

  私の仕事は主に「マーケティング」です。仕事柄、ついデータを集める癖がついています。そんなことで、表題の〇〇%は、朝の散歩で集めたデータです。決して小言や立派な説教を言うつもりは毛頭ありません。あくまでデータです。

  つまり、私とすれ違った朝散歩の方々のあいさつのお返しです。「おはようございます」と私がすれ違った人に声を掛けて、「おはようございます」と返ってきた人のデータです。男性は、約半分が返ってきます。ところが女性は反応なしです。実は、この日ばかりではなく、時折の散歩でも大抵そうです。ある人は下を向いたまますれ違い、ある人は目も向けずにすれ違います。

  ところが、小鳥たちは全部返ってきます。ピーチクパーチクうるさいこと。「オハヨ、オハヨ、オハヨ」と100回くらい返ってきます。データ的にはこの数字になりましたが、こういう場合、声を掛ける人物の風貌も影響するのかもしれません。「あ、怪しい、黙って見過ごそう」とか「危ないなあ、あの人」とか、重大な嫌疑を抱かれて、返事をしないというケースも考えられます。私としては、精いっぱいの笑顔と仏様のような雰囲気を出しているつもりなんですが…。

  でもやっぱり天気のいい朝は気持ちいいですね。宮古の閉伊川は大津波が逆流し、丈夫な鉄橋も破壊され、今なお、そのままの橋桁だけが残っています。でも川はいつもの通りきれいで、ゆったりと流れています。朝のジョギングや散歩を皆さん楽しんでいます。少しずつですが、こうして気持ちが戻っていくことをいつも願っています。
(岩手県中核観光コーディネーター)


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