盛岡タイムス Web News 2013年  7月  20日 (土)

       

■ 参院選あす投票 各陣営が最後の訴え 岩手選挙区 最多6氏の舌戦もきょう限り

 第23回参院選は21日の投開票まで残り1日となった。岩手選挙区(改選1)は史上最多の6人が立候補。最終日は大票田の盛岡などで「最後のお願い」に声をからす。震災復興、TPP、憲法改正、消費増税など国政課題は山積しており、有権者の判断が注目される。投票は県内1121投票所で行われ、即日開票される。

  無所属現職の平野達男氏(59)は復興相などとして実務を担ってきた2期12年の実績をアピール。「復興の最前線で働き続けたい。農山村の衰退につながるTPPであれば断固阻止する」と訴えてきた。無所属での苦しい戦いを強いられたが民主党の一部や地域政党いわての県議らが支持を表明した。20日は午前11時から盛岡駅前で打ち上げ街頭演説。地元北上市にも入る。

  共産党新人の菊池幸夫氏(54)は原発ゼロや消費増税ストップ、憲法改悪阻止、TPP参加阻止などを公約に掲げ「自共対決こそ参院選の基軸」と支持を呼び掛けてきた。「アベノミクスでは国民の暮らしは良くならない」と主張。16日には志位和夫委員長も来県し、盛り上げを図った。20日は盛岡市内を中心に遊説し、午後7時40分から同市本町通の事務所前で打ち上げる。

  21年ぶりの議席奪還を目指す自民党新人の田中真一氏(46)は党本部が「最重点区」に位置付け、閣僚級の応援弁士を連日投入。安倍首相も2度県内入りした。「与党の力で岩手を取り戻す。全国の政治と岩手の政治のねじれを解消し、物事を前へ進める」と強調。20日は小泉進次郎青年局長が再び来県し、材木町よ市や滝沢村などで支持を呼び掛ける。午後7時半から菜園の事務所前で最後の訴えをする。

  幸福実現党新人の高橋敬子氏(51)は消費増税ストップ、憲法改正による国防強化などを訴え、県内を一巡した。北朝鮮のミサイル問題など安全保障の危機に対し「きちんと責任を取るべき」と主張。原発も「安全性を高め推進すべき」と訴える。20日は地元の紫波町や幼少期を過ごした盛岡市の青山地区、大通、材木町などを重点的に遊説し運動を打ち上げる。

  民主党新人の吉田晴美氏(41)は「人に寄り添う復興」を柱に、子育てや医療・介護のサービス充実などを訴えてきた。連合岩手など支持労組や支援県議団が中心となって運動を展開。19日夜は一関、仙台、盛岡をネット中継で結ぶ個人演説会を開き、細野豪志・党幹事長らが支持を呼び掛けた。20日は午後3時から盛岡駅前で大街頭演説会を開き、運動を締めくくる。

  生活の党新人の関根敏伸氏(57)はTPPや消費増税への反対、ILC誘致実現などを公約に掲げ「地方が主役となる正しい政治で岩手の復旧復興を実現させる」と訴えてきた。18日には小沢一郎代表が県内入りし「安倍政権の暴走を許してはいけない」と支持を呼び掛けた。20日は盛岡市や滝沢村、矢巾町、紫波町、花巻市を遊説し、午後6時半から北上市内の百貨店前での打ち上げ街頭演説に臨む。



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