盛岡タイムス Web News 2013年  7月  28日 (日)

       

■ “じぇじぇ”な1年半 久慈に朝ドラが来た 市まちづくりアドバイザー 下舘さんが振り返る

     
  「じぇじぇ」な1年半を振り返った下舘満吉さん  
  「じぇじぇ」な1年半を振り返った下舘満吉さん
 

 久慈市まちづくりアドバイザーで市ふるさと体験学習協会長の下舘満吉さんは24日、盛岡市で開かれた奉仕員のつどいに招かれ、「朝ドラがやってきた!『あまちゃん』と過ごした1年半」と題して講話した。「じぇじぇ」を背負って登場した下舘さん。宮藤官九郎さん脚本のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」のきっかけとなった久慈市産業振興部長時代のやりとりや関係者ならではのこぼれ話を披露した。

  2011年の秋、下舘さんはNHKのスタッフと初対面。「東北で頑張っている女性を取り上げられないか」との相談に、北限の海女を紹介したことが始まりだったという。

  制作が公になったのは翌年6月。ロケ地を予定していた5町村をはじめ32団体が協力し、フィルム・コミッションに代わる「あまちゃん支援推進協議会」を発足。ロケ支援などの部会を作り、エキストラの募集やおもてなしの勉強会などをけん引してきた。

  今や、久慈市内のホテルや旅館は予約が取れず、まめぶ汁は売り切れ御免状態。仮設の海女センターに設置した「どこから来ましたか」の質問コーナーでは、日本列島各地にシールがびっしり。「5月末だったと思いますが、宮崎県だけシールがなかった。けれどクリアしました。沖縄県から2、3回目という方もいました」と観光の盛り上がりを振り返った。

  新たに建設予定の海女センターには「海女カフェ」ならぬ食事処を開く予定。ロケのセットの復元に向けても動いている。

  下舘さんは「来た方に、もっともっといい思いをしていただくことが一番」と、三つの心得を紹介。第1におもてなしの心、第2に地域資源の再発見、第3では「何も久慈広域のことだけでない。行き帰りで盛岡や平泉を通るはず。県民のみんなで、おもてなしの心を持ってやっていくのが一番だと思う」と呼びかけた。

  時折、秘話も披露。ヒロインの能年玲奈さんについては「潜りは代役をと思ったが自分でやりますと言った根性のある子。大女優になってもらえたら」と期待した。

  そして最後に「ここだけの話を一つだけ」とにんまり。「とってもハッピーな終わり方をすると思います」と笑顔で講演を締めくくった。


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