盛岡タイムス Web News 2013年  7月  30日 (火)

       

■  夏の味覚 出荷開始 盛岡市中央卸売市場 滝沢産スイカが初競り

     
  市中央卸売市場で行われた滝沢スイカの初競り  
  市中央卸売市場で行われた滝沢スイカの初競り
 


  滝沢産スイカの初競り式が29日、盛岡市羽場の市中央卸売市場で行われた。初日はJA新いわてと滝沢西瓜出荷組合が出荷した1千ケース(2個入り)余りが競りにかけられた。今年は春先の低温、そのあとの少雨、7月に入ってからの連日の豪雨など、天候の影響が懸念されていたが、良質に仕上がった。猛暑は身を潜めているが、夏の味覚が一足早く市場に出回る。

  競りでは、競り人の威勢のいい掛け声が響く中、商品が次々と競り落とされた。最高価格は「秀」の5L2玉の1万5千円。昨年の最高値の1万円を上回るご祝儀価格がつけられた。

  同日は試食会も行われ、市場関係者らが足を運んだ。滝沢スイカは「シャリ感」と呼ばれる、みずみずしい食感が特徴という。試食した人たちは天候不良にも負けずに育った夏の味覚を堪能した。

  滝沢スイカは、寒暖差がある気候で育つため甘く、食感が良く仕上がるのが特徴。岩手山の麓の土地は水はけも良く、スイカの栽培に適した場所という。栽培面積は村内約15f。同日から始まった出荷は8月5、6日ころに最盛期となる見込み。

  同村のスイカ生産者の三上栄さん(63)は「天候の影響で、糖度などへ影響が出ないか心配だった。玉の育ちもよく、例年と変わらない良質のスイカを出すことができて良かった」と安心した表情を見せた。

  柳村典秀村長は初競り式で「(2014年1月1日の)市制移行を前にした、最後の村産スイカとなった。ぜひ、高値で競り落としていただきたい。暑い夏を滝沢スイカで乗り切ってほしい」と呼び掛けていた。


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