盛岡タイムス Web News 2013年  9月  15日 (日)

       

■ 市誕生後初の無競争か 告示前一週間、表明現職のみ 29日の投票予定 3度目の八幡平市長選

 任期満了に伴う八幡平市長選挙は22日の告示まで、残り1週間となった。立候補を表明しているのは3選を目指す現職の田村正彦氏(65)ただ1人。過去2回の選挙は、民主系の候補が立候補して田村氏と激しい選挙戦となった。今回の選挙は民主党から分かれた生活の党が候補者を擁立するとみられていたが、告示を目前にした現段階でも「擁立のうわさがある」の域のまま、具体的な名前は全く聞かれず、市が誕生して初の無競争の可能性が高まっている。

  過去の市長選挙は新庁舎の移転新築について大きな争点となり、市を二分する激しい選挙戦が繰り広げられた。新庁舎は着工し、順調に工事が進んでおり、来年11月には移転する予定となっている。

  市庁舎移転により、合併旧3町村で最も人口が多い西根地区中心部の大更地域の影響が懸念されており、大更駅前のにぎわい創出事業が進められている。この構想は、JR大更駅の東西100fをエリアとして、同駅前から西根バイパスの動線を整備し、道路沿道に住宅、事業用地を整備。駅周辺に市西根総合支所、国保西根病院、文化会館を建設するという大規模プロジェクト。

  西根病院の移転については意見が分かれているが、にぎわい創出そのものに対しては、賛同する人が多い。市庁舎建設のような市を二分するような争点にはならないとみられている。

  市内には田村氏に対して批判勢力はあるが、今回の市長選挙に関しては具体的な動きは全く見えない状況。市内では「生活の党が擁立するのでは」「無競争はない、誰かが名乗りを挙げるはず」という観測が常に聞かれてきたが、ここに来て無競争の可能性が一層高まってきた。

  田村後援会の高橋富一会長は「無競争という話も聞かれるが、生活の動きが気になる。相手(対立候補が)が出ようと、出まいと選挙戦に全力で臨みたい」と話している。


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