盛岡タイムス Web News 2013年  9月  24日 (火)

       

■  豊かな森林育もう 滝沢村で感謝祭 700人参加し植樹 市制移行記念の標柱も


     
  大きく成長することを願いサクラの植樹を行う小学生ら  
  大きく成長することを願いサクラの植樹を行う小学生ら
 

 第6回いわての森林の感謝祭(県、滝沢村、県緑化推進委員会主催)が23日、滝沢村一本木の村北部コミュニティーセンターなどを会場に行われた。地元小中学生、林業関係者ら約700人が参加。植樹などを通して、二酸化炭素吸収や水源かん養など多くの機能を有する森林の恵みに感謝した。

  植樹に先立ち、達増知事は「まさに森林は緑のダムとして水を蓄え、強い風から農地を守り、土砂流出をくい止めるなどたくさんの恩恵を私たちにもたらしている。きょうを契機に、古里岩手の森林をみんなで守り育て、育てた木材を有効に活用して、また植える取り組みが県内各地に広がることを期待する」とあいさつ。

  柳沢小6年の三浦華蓮さん、山下あかりさん、一本木小6年の田代穂香さん、前田彩香さん、伊藤美夢さんが「緑は生きるもの全てを優しく包んでいる。遠い昔から私たちは森との深いつながりの中で生きてきた。人々は森を大切に育ててきた。森は全ての源。私たちは、この緑を大切に受け継ぎ、育て未来へ伝えていくことを、未来豊かで希望あふれる古里を築くことを誓う」と緑の誓いを読み上げた。

  開会式では、ベニヤマザクラの苗木4本を関係者と地元小学生が一緒に植えたほか、同日で市制施行100日と迫った滝沢市の誕生を記念する標柱、同感謝祭の開催を記念する標柱が建立された。

  間伐を継続的に実施するなど森林整備の推進や地域の林業の振興への貢献などに功績のあった一本木分収造林組合(滝沢村)、浅倉冨治さん(奥州市)、菊池利孝さん(遠野市)への森林整備功労者知事感謝状の贈呈も行われた。同組合は、国有林分収造林地30fを組合員が計画的に森林整備するほか、地元小学校での森林学習でフィールドの提供と活動支援を継続して実施している。

  式典後は、参加者が隣接する村有林に移動し、ソメイヨシノ、ベニヤマザクラ、エドヒガンの3種類のサクラ計600本を植樹した。参加者は、小さな苗木がやがて桜並木となり、市民の憩いの場となることを願いながら一本ずつ丁寧に植えていった。


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