盛岡タイムス Web News 2013年  10月  6日 (日)

       

■ いきいき牧場に知恵の鳥 法人20周年記念 秋山ちえ子さんが寄贈

     
  秋山ちえ子さんが寄贈したふくろうの石像と利用者  
  秋山ちえ子さんが寄贈したふくろうの石像と利用者
 

 宮城県出身のエッセイストで評論家の秋山ちえ子さん(96)は、盛岡市川目の社会福祉法人いきいき牧場(白澤國雄理事長)にフクロウの石像を寄贈した。同法人の後援会「いきいき村」の村長として、社会福祉への力添えをしてきた秋山さん。同法人設立20周年の節目に、知恵の鳥を授けた。除幕式は、5日の「第20回いきいき村秋まつり」の開会式で行われ、施設の利用者らに披露された。

  フクロウの石像は、かつて盛岡市内にあった元・前田彫刻工房主の前田直樹さん(三重県在住)の作。高さは約27aで、材はインド産の黒御影石。「生涯、共にしたい」と大切にしていた石像だった。

  石像は、秋山さん自らが募金を呼び掛け、1996年に開設した、いきいき村の村民交流施設「風の館」前に設置され、穏やかなまなざしを向けている。台座には、秋山さんが91歳の時にまとめたエッセー集の一節「種を蒔く日々」が石銘として刻まれている。

  秋山さんは、永六輔さんの紹介で79年5月に同法人創設者の馬場勝彦さん(故人)と出会い、同法人の設立に尽力。92年7月に後援会「いきいき村」が発足すると、村長に就任。翌93年10月に社会福祉法人として認可された後も、ラジオ放送などを通じて、全国に支援を呼び掛けてきた。

  除幕式では、白澤理事長はじめ、創設者の妻の馬場洋子さん、後援会の熊谷峰男代表幹事、利用者代表の丹野雅子さんが幕を引いた。

  丹野さんは「かわいい」とにっこり。同法人の岩根多喜男専務理事は「一番の応援者からこんなにすばらしい石像をいただけたことに感謝いたします。この20周年は、皆さんのご支援で迎えられた。共にみんなで知恵を出し合って、少しでもいい施設にしていきたい」と話している。


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